フィレンシェ遠景 絵葉書編

8.9 × 13.9 cm

ピサ: ドゥオーモ広場と主な記念物

9 × 13.9 cm --- 小生のイタリア渡航願望は、上掲の絵葉書から始まったと思う。入手したのはずいぶん昔。宛先を見ると市内烏丸紫明の辺り、戦前にシベリア鉄道経由で葉書を受け取ったY氏もこの「光景」に憧れたでしょうね…… 先日7日に紹介した「カ・ドーロ…

ジェノヴァとルッカのマン・レイ展

9 × 14 cm ジェノヴァ カルロ・フェリーチェ劇場とガリバルディ記念碑 19世紀末 --- 移動の車中でジェノヴァ迄の道路標識を見ると、開催中のマン・レイ展に思いがいった。ピサからは159Km バスで凡そ2時間の距離、7月9日まで300点以上が展示されているのだ。…

サン・マルコ小広場

9.8 × 14 cm ロマンチックなヴェネツィアの情景をしたためた1908年4月26日付葉書、5月2●日に配達かと思うが日付不明が惜しい(和暦では明治41年)。 [メモ] 『地球の歩き方』に「運河の向こうに見えるのが、サン・ジョルジュ・マッジョーレ島と教会だ。その昔…

リアルト橋

9 × 14.1 cm [メモ] リアルト橋は13世紀、運河に最初に架けられた木製の跳ね橋。16世紀に大理石の橋に架け替えられている。この辺りは海抜が高くヴェネツィアで最初に人が住み始めた地区だという。

布告門

14 × 9.1 cm

ヴェネツィア 水の都

9 × 14.1 cm --- 9 × 14.1 cm --- 9 × 14 cm --- 8.9 × 13.9 cm

ベニスから京都へ 絵葉書

8.6 × 13.8 cm [メモ] カ・ドーロはヴェネツィアン・ゴシックを代表する建築で1421年から1440年にかけて建てられた。「三層の装飾的なアーチが連続するバルコニーは編まれたような優美な手すりが付き、まるで水に浮かぶ宝石のようである」と『地球の歩き方』…

ミラノの絵葉書 

9 × 14 cm --- 8.7 × 13.7 cm --- 8.8 × 13.6 cm [メモ] 京都に戻って三日目、絵葉書の交換会で幾枚かのイタリア関連を見付けた。これもなにかの縁、「イタリアでブラパチ」連載では絵葉書も紹介しようと思う。凡そ100年前の情景、トラムが語る歴史のひだで…

ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世

9.2 × 14.1 cm --- 本状は帰国後注文。ドイツ・ニーダーアウラの私書箱6月23日投函、同30日京都着。「イタリアでブラパチ」での紹介予定日から遅れたこと、お詫びし訂正させていただきます。

ブレラ絵画館

13.9 × 9 cm La vergine in trono col Bambino e santi (MONTAGNA) --- ミラノのブレラ絵画館はドゥオーモの北直ぐ、ルネサンス期、北イタリア絵画の宝庫でラファエロやマンテーニャなどで知られる。本図はバルトロメオ・モンターニャ(ca.1450-1523)作『聖母…

ミラノのドゥオーモ広場 1910年代

8.8 × 13.8 cm --- ミラノ・ドゥオーモ広場、消印: 1914年 ミラノ・マルペンサ --- 本状は帰国後注文、パリ北西部サンリス6月20日投函、同26日京都着。

王女アストリッド

13.9×8.7cm ca. 1929 --- ウィキによると絵葉書の奥様はスウェーデンの王女アストリッド。夫君はベルギーのレオポルド皇太子で、彼女は義父の死後、ベルギーの王女、王妃となった。彼女は若くして交通事故で亡くなられたが、人道的な活動に取り組み、ベルギ…

「悲しきドライヤー」 in 『SIESTE』創刊号

午睡書架の芸術誌『シエステ』創刊号に寄稿した「悲しきドライヤー」のネタ本は、上掲のカタログ『アンドレ・ブルトン図書館の至宝』(2016年、ギャラリー1900-2000発行)。マン・レイのオリジナル写真3点が添付されたシート『1931年 パリ国際植民地博覧会レポ…

エッフェル塔登頂 1908年12月23日

13.9 × 9 cm

愛の夜

ベルリン ポツダム広場

8.9 × 13.8 cm ポツダム広場 消印 1926年 9×14cm HAUS VATERLAND (父なる国の家) --- 中村真人氏のHP「ベルリン中央駅」に上掲の建物についての言及がある、「1920年〜30年代のポツダム広場の栄華を象徴する建物の一つで、当時ドイツ最大級の公共レジャー施…

ベルリン ブランデンブルグ門 及び、メッカンブリュッケ駅

ベルリン ブランデンブルグ門 9.0 × 13.9 cm 消印1932年「門上に彫刻家ヨハン・ゴットフリート・シャドウが制作した四頭立ての馬車に乗った勝利の女神ヴィクトリアの像」を認める。 ● バウル・クレーは1921年〜1933年にかけてバウハウス、及びデュセルドルフ…

田中絹代 

8.8×13.9cm --- モダン髪洗粉 東京下谷・葛原工業所

『映画撮影』中川紀元

9.1 × 14.1 cm --- 洋画家・中川紀元(1892-1972)の渡仏は1919-1921年、マティスに師事。本作出品の第十五回二科展は1928年開催。マン・レイ繋がりでメモすれば、映画『ひとで』制作の年にあたります。

誕生日

「撮り鉄」の大先輩・曾原健一さんに撮っていただいた郵便配達をする小生、冬休みに配達した海外からのクリスマスカードなどに心ときめいた記憶が、昨年末の京都写真クラブ展での『エンタイヤ』のルーツになる訳ですな。懐かしい。この写真がソフトフォーカ…

箏曲

粋なお姉さんの演奏は「松竹梅」だったりして、お爪からすると山田流ですかね。本年も絵葉書を楽しみたいと思う。円安に転じ、航空便混乱も回復基調、── アメリカ物にも手を出したいと、初夢をみております。関西は良いお天気。

BONNE ANNEE

13.6×8.8 cm --- 1-2日 最高/最低 沖縄 曇 19.8/15.4 京都 晴 11.5/2.4 東京 晴 13/0.9 札幌 雪 1.5/▲0.2 パリ 雨 14/11ロンドン 晴 13/5ベルリン 曇 16/11ローマ 晴 18/8ニューヨーク 晴 13/6ロサンゼルス 晴 16/12モスクワ 晴 6/1北京 晴 2/▲5ソウル 晴 4/…

『エンタイヤ』-5 BIELLA ─Palazzo Ronco

BIELLA ─Palazzo Ronco July 25, 1930 ビエッラはアルプスのふもとにある織物工業の中心都市。ミラノの西、 トリノの北東に位置する。公園に面して建つロンコ邸はトリノの建築家ゴッタルド・グッソーニ設計、1925年竣工。2本のクレネル塔に囲まれた外観はル…

『エンタイヤ』-4 Musée de Cluny

Musée de Cluny 278 ─ METAL. ─Ceinture de Chasteté (époque des Croisades). ND. Phot. 金属製貞操帯(十字軍時代) パリ5区、クリュニー美術館蔵 開閉部象牙、自在鉤によるサイズ調整、ビロード覆い、鍵付き 整理番号6598。結婚式の夜に花嫁の帯を解く花婿…

『エンタイヤ』-3 Livorno – Piazza Carlo Alberto e Via De-Larderell

Livorno – Piazza Carlo Alberto e Via De-Larderell March 2, 1931 リヴォルノはイタリア・トスカーナ州の都市、フィレンツェの西。リグリア海に面した港町でイタリア・ルネサンス期の理想都市といわれる。本状のカルル・アルベルト広場(現在の共和国広場)…

『エンタイヤ』-2 PARIS ─ Rue Halévy et Rue Gluck

PARIS ─ Rue Halévy et Rue Gluck April 4, 1924 パリ9区、アルヴィー通りとグリュック通りが交差する場所はオペラ座東正面で、メガバンク、ソシエテ・ゼネラルのある建物北側にラファエット百貨店(見えない)がある。本状は1924年4月2日付けでイギリス海峡に…

『エンタイヤ』-1 STEBBING PHOT

STEBBING PHOT 少女像 葉書用印画紙焼付手彩色 1900年代 撮影者のエドゥアール・ステッビングはベル・エポック期のパリで活躍した1836年生れのイギリス出身の写真家、英語教師、写真化学教授。1914(5)年パリで没。本状周辺部分の銀塩劣化が絵葉書ブーム期の…

『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』後期 at ギャラリーマロニエ

『entire』by Teruo ISHIHARA --- 表題の展覧会が四条河原町上ルのギャラリーマロニエで始まりました。本日初日、後期も力作、話題作、盛りだくさんとなっていますので、ご高覧いただけたら嬉しい。 5F 左から: 田中邦雄『奈良町』、LANE DIKO、山下一夫『表…

メリークリスマス

13.8 × 8.6 cm --- オリーブの枝でツリーを造るお嬢さん。 --- 今朝のニュースで、カタールのW杯はフランスがモッロコを2-0で破りパリは大騒ぎとシャンゼリゼ通りの画像を流しておりましたが、試合前に拙宅に入ったパリのお嬢さんからのメールには「パリはと…