銀紙書房-2014 こま喜

石原輝雄編『こま喜』銀紙書房/京都写真クラブ 2014年刊 限定15部 19.7 x 14 cm 56 pp 各冊記番。 写真35点 撮影: 石原輝雄、市川信也、奥野政司、金井杜道、小杉憲、森岡誠、森田真。

ひとつ鍋 by 六花亭

北海道・帯広の六花亭、ここの甘い物は美味しい。特に冬の季節は大地の恵に助けられ、ホッコリいたします。今日の京都は昨日からの雪で大混乱、小生は銀紙書房新刊校正の仕事に邁進(注)、疲れてくると「こし餡」は最高、気持ちが落ち着きます。お店のHPに「…

銀紙書房-2004 マン・レイの[贈り物] ‥‥ man ray istの日々

石原輝雄著『マン・レイの[贈り物] ‥‥ man ray istの日々』銀紙書房 2004年刊 限定50部 21 x 15 cm 8 pp. テキスト:「例えば2004年6月2日」、展示石原コレクション一覧、オリジナル写真貼り付け5種(各10部) 各冊記番 筆者サイン。本冊は展覧会『マン・レイ展…

銀紙書房-2005 マン・レイの謎、その時間と場所。

石原輝雄著『マン・レイの謎、その時間と場所。』銀紙書房 2005年刊 限定50部 21 x 15 cm 200 pp 各冊記番 筆者サイン。 目次: 「その時間と場所」「それぞれでの一点: ウィットニー社製メトロノーム(木製光沢ブラック、照らし出された油彩『二つの顔のイメ…

マン・レイ受容史-10 書容

お屠蘇が抜け『マン・レイ受容史』に気合が入ってきた。── これは、仕事始めってやつでしょうか。原稿量を決めたので流し込み、二分冊と諦めていたものを、印字面の拡大と行間詰めで押し込み15頁程削減、他の部分でも削り12丁総288頁の本文と所蔵目録を合わ…

大学出版 No.132

21 × 14.8 cm 32 pp.--- 『マン・レイ受容史』の校了を前にして、編集方針を決めねばならない事柄・問題提起が整理されている最新情報を『大学出版』No.132号で拝読した。お送りいただいた東人に感謝申し上げる。銀紙書房本もオンデマンド印刷のひとつ、これ…

銀紙書房-1995 セントラルパークのひとひら

石原輝雄著『セントラルパークのひとひら』銀紙書房 1995年刊 限定50部(別に著者本4部) 21.2 x 15.2 cm 24 pp. オリジナル写真一葉添付。各冊記番 著者サイン。マン・レイ・デッサン落札記録(1995.3.17-22 サザビーズ・ロンドン ロット165番『裸体』1936年)

銀紙書房-2017 Reflected 展覧会ポスターに見るマン・レイ展

石原輝雄編『Reflected 展覧会ポスターに見るマン・レイ展 2016.11.7─12.16』銀紙書房 2017年刊 限定25部 21 x 14.7 cm 40 pp カラー図版40。各冊記番 編者サイン。 テキスト: 石原輝雄「ポスターの低い声(まえがき)」「マン・レイへの廻廊(あとがき)」、平…

銀紙書房-2011 三條廣道辺り

石原輝雄著『三條廣道辺り』銀紙書房 2011年刊 限定75部 21 x 13 cm 240 pp 図版多数。A版12部(オリジナル資料添付、内2部: 山本悍右ビンテージプリント挿入)、B版63部、各冊記番 筆者サイン。 目次: 「まえがき」「カンパーニュ・プルミエール街の手紙」…

銀紙書房-1983 マン・レイになってしまった人

石原輝雄著『マン・レイになってしまった人』銀紙書房 1983年刊 限定1,000部 19 x 13 cm 184 pp。目次: 「序文(ジュリエット・マン・レイ)」「マン・レイのカレイド・スコープ」「写真は芸術にあらず」「マン・レイの瞳は性器である」「日本におけるマン・レ…

マン・レイ受容史-9 再開

昨年六月にテキスト初稿を終えた後、渋谷・Bunkamuraでの『マン・レイと女性たち』展までを含めなければと思い、それならば『マン・レイのオブジェ』展もと欲がでて作業を停止させていた日本におけるマン・レイ『受容史』。長野県立美術館に巡回した前者を拝…

銀紙書房通信 マン・レイ: ひとり本 ─ 2

21 × 14.7 cm 192 pp. --- 先日の対訳ひとり本3冊に続き、マイノリテイーに踏み込んだ、ニューヨークのユダヤ美術館で催されたマン・レイ展『別名: マン・レイ』のカタログを、読み直し上梓。これもすこぶる興味深い。テキストの執筆はメイソン・クライン、…

銀紙書房通信 マン・レイ: ひとり本

21 × 14.7 cm 168pp. --- マン・レイを勉強するために手許の原書などを翻訳し、日本語で読めるよう書籍化する作業を続けている。2021年3月にオークションのレゾネを纏めた後、年末から再開し、年が変わって三冊、上梓することが出来た。いずれも、読む必要に…

スクラップブック

1974年から37年間使ったマルマンのスクラップブック(No.579)を見直したら108冊になった。煩悩の塊ですな。 '84.11-'85.3 1984.12.22のイベント『雪豹宣言』 at 梁画廊 詩人中江俊夫、萩原健次郎、コピーライター今西慧さんなどの写真とチラシを貼り付ける。 …

マン・レイ受容史-8 テキスト初稿終わる。

終日の降雨、マン・レイの『受容史』本文75,000字で100年を遡りました。書いてみると、受容史のテーマを「正しく」反映させるのは、架蔵資料リストの方だと実感。これから、リストの校正にかかります。

健康散歩とお勉強

小生、「姿勢良く、早く歩け」と家人に叱られてではありますが、自転車パトロールと降雨を除いて健康散歩5,000歩ノルマをこなす日々、── まあ、楽しくやっております。カメラ・パチリをたまに入れるのかコツですかな。 --- 「マン・レイ受容史」本文原稿も、…

南仏紀行-1 『青い言葉と黒い文字』銀紙書房 2006年

『青い言葉と黒い文字』銀紙書房 2006年 限定8部 箱入り上製本 21.5×14.7cm pp.178 --- 家人と欧州へ旅行したいと願っているが、コロナ禍終息の兆しがみえなく我慢の日々を過ごしている。幸い時間だけは十二分に持ち合わせているので、15年前に銀紙書房から…

ベルリンに渡った二冊

銀紙書房の絵本シリーズ二冊「マン・レイのスタジオで」と「ジュリエットの贈り物」が、ヤン・スヴェヌングソンのHPで紹介されました。 --- --- --- --- 上掲したヤンのサイトから 1.「QUANTITY」→「IMAGES」→ 「Books/Catalogues」→ 2021「The Gify From Ju…

銀紙書房通信 マン・レイ受容史-7

新興写真術 森芳太郎・金丸重嶺著 アルス 1937年刊(2刷) --- 昨年4月に画像データの取り込みをした後、目立った報告のできなかった銀紙書房の特別企画「マン・レイ受容史」、今年にはいって、本文執筆にとりかかりました。深入りせず客観的な記述にとどめ、…

「マン・レイ絵本」2冊の旅

「IN THE STUDIO OF MAN RAY」と「THE GIFT FROM JULIET MAN RAY」 新刊3セットを10月29日京都から投函、10月31日フランクフルト着、通関手続きを済ませ4日ベルリンへ発送。ウィーンからベルリンに戻ったヤン・スヴェヌングソンが受け取ってくれた。深謝。 …

パリでブラパチ(番外)など 

1982年6月 モンマルトル 1982年6月 サン・ジェルマン・デ・プレ --- 2006年3月 フェルー通り --- 銀紙書房の新刊『マン・レイのスタジオで』と『ジュリエットの贈り物』の2冊は、お知らせしてから5日で用意した全てが、わたしの手許を離れることとなり、刊行…

「マン・レイ絵本」納品

2020.11.5 平安神宮の東側にある古書店ヘリングへ、銀紙書房の新刊『ジュリエットの贈り物』と『マン・レイのスタジオで』を納品。しばらく、ルパンと世間話。「Yさんの顔を見ないけど、どうしているのかしら」。 --- 戦前の漫画平井房人の『思ひつき夫人』…

銀紙書房通信 絵本シリーズ-5

二冊同時刊行の銀紙書房絵本『ジュリエットの贈り物』と『マン・レイのスタジオで』(各冊28部限定、内著者本3部)は、いよいよ、第四コーナーを回り最後のムチ入れとなりました。前書は表紙ラベル貼り付けとカバー出力を残し、後書はこれに加え折丁に絡んだ背…

銀紙書房通信 絵本シリーズ-4

--- 印刷作業で恐れていた悪魔のささやき→「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近付いています」が聞こえてしまいました。今回は一括印刷しておりますので、途中からの機械変更は出来ない、インクも買い込んでいるし、どうしましょう。「PX-049A」は2016年9…

銀紙書房通信 絵本シリーズ-3

『マン・レイのスタジオで』完成状態想像出来ますか? --- 今回の小型絵本は写真をタップリ入れての作業。ヤン・スヴェヌングソンのものはモノクロ、小生ものものはカラー。どちらの場合もインクカートリッジの消費が半端ではありません(涙)。純正インクじゃ…

銀紙書房通信 絵本シリーズ-2

9/11 --- マン・レイのスタジオを紹介する絵本仕立ての小型本(72頁)の準備を進めています。校正を済ませ「あとがき」も書き終わりました。ベルリン在住の古い友人ヤン・スヴェヌングソンに最後の確認をいくつかして印刷に入る予定。今回は彼の写真とテキスト…

銀紙書房通信 絵本シリーズ

--- 8月7日に『マン・レイ: 我が愛しのオブジェ』制作の報告をさせていただきましたが、4冊目が形になってまいりました。今回はマン・レイの自伝『自画像』に出会い、魅了され、現代美術の作家となった青年がフェルー通りのマン・レイ・スタジオで撮った写真…

銀紙書房通信 ひとり本・第二期

小生、相変わらずのひとり本作業を続けています。これは第二期三冊目の絵本風小型版、題して『マン・レイ: 我が愛しのオブジェ』 10.5 ✕ 14.7 cm 72 pp。1944年、マン・レイはハリウッドのパサデナ美術研究所で大回顧展を催した(9/19-10/20)折に、同地のサー…

銀紙書房通信 マン・レイ叢書 第一期

左から『多様な文字の本』『マン・レイ事件』『マン・レイ書簡集』 --- 制作日順に書いておきます。 1『謎と欲望』212pp. 2019.10.15 2『モダニズムへの転換』238pp. 2020.3.8 3『1930年代 日本のシュルレアリスムと写真』404pp. 2020.4.18 4『マン・レイ グ…

銀紙書房通信 コデックス装

読むには、ページがスムーズに開かねばならない。従前の銀紙書房本は手に持って日本語で読むのを前提としていた。--- 縦書きは「のど」があまり影響しない。今回は横書き、必要であれば辞書を引きながら読む、このためにコデックス装を試みた(『マン・レイ受…