PHOTO浴衣会

 

 午前中に家の用事で外出。夏バテなのか昼からはうだうだ寝転がって過ごす。夕方、京都写真クラブ主催のPHOTO浴衣会に出掛ける。差し入れにスパークリングワインの「カヴァロゼブリュット」を求める。スペイン産だが美しいピンク色、高島屋地階のワインコーナーでよく冷えていたので決める。「夜、涼しい時間に収穫したブドウ」との事、浴衣会の会場は五條楽園の五條会館。暖簾越しにお茶屋を覗きつつ歩く。宮川町のKのようなお茶屋を見付けたいなと思う、いきなり入るわけにもいかないしな。町内では地蔵盆の家庭福引き、京都写真クラブのメンバーは会館前の駐車場でバーベキュー。炭を熾す本格的な仕掛け、吉川シェフ陣頭指揮だから期待がもてる、ムム、「カヴァロゼブリュット」を飲んでいるではないか、「これ、美味しいんだよね」とシェフ、気が合うんだね。焼けるまでに、ピンク色の泡を楽しむ、しばらくして、わたしの差し入れも飲む、「ポン」と勢いよく抜けた栓を拾い上げてポケットに入れる。-----最近は、記念に取っておくんだよね。このカヴァのキャップにはシャトーの写真が刷られROGER GOULARTと白抜きされている。冷たいけどフルーテイでお腹の辺りが温かくなった。

 

今宵の参加者は15名、浴衣姿の美しい女性達と世間話をするのは楽しい。自分で着るんですよと、奥ゆかしい娘さん達、「一人で着れないと、あとで困るから」と会話は盛り上がる。記念写真を幾つか撮る、しばらくして 広間に移りさらに歓談、スライドの上映、エレキギターの演奏。レモンに付けた手羽先、ししとう、ピーマン、ネギ、素材選びと下準備にプロが参加しているので、美味い、沢山のビールも飲んだ。みんな酔っ払って舞台で寸劇(?) 嫌がらせを受ける商家の娘を、無頼の股旅が助けるなんてね。馬鹿だね。色っぽい浴衣の女優陣が提灯の灯りで、ますます艶っぽい。