メリー・アイランドでのまったりとした時間

manrayist2007-10-23

 経理に関する研修会出席で木屋町二条まで出掛ける。時間調整に阪急から先斗町へ回り道。夜が明けたよそいき顔の狭い通りを歩いて行くと、発見もいろいろ、入店したくなる店、歌舞伎や芸子のお浚い会のポスターにも気付く。狩野永徳特別展のものも大小ある。観光客向けになってしまった通りも、朝は京都らしい。人がいないからね。

 電卓も使う実務的な研修。昼食の後、木屋町に出てオープンエアーのメリー・アイランドで珈琲を一杯。中庭に面した席で銀紙書房新刊の校正をしながら、店内の空気を楽しむ。銀のカップに入った蜂蜜味のスナイダーズをつまみ、良い頃合いの濃さの珈琲を飲む。ハワイ航空のポスターとラテンのサウンド。校正のペンを置いてまったりと眼を閉じる。こんな時間がいつまでも続くと良いな。新しい本か、カリブの山火事はおさまったのかな。


 

午後もしっかり講習を受けた後、京阪三条のブック・オフ、続いてメディア・ショップへ。ここでアート・ニュースの10月号に気付いた。表紙左下の四項目の中に「マン・レイのシュールな遺産」とあって、高騰する写真作品に関する10頁にわたる詳しいレポート。日本の画商や美術館への言及もある、まだ、拾い読みだけど「金だけの国」の人達の関わり方には頭を悩ませる。

 永楽屋で上用饅頭などを買って帰宅。レポートを読まなくては。