ののっと、ふくぶく

 鳴海餅本店の赤飯を暖め、朝食。昨日、パパ(芭蕪)から頂いた句集 (「か」不惑句会第百五十信記念句集)を読む。一人30句で12名の句友が参加。パパの句では

 黒犬ののっといでたる春の闇

 ふくぶくと含み笑いや葱坊主

が良かった。

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 読売新聞の23日朝刊の記事に「中東、露オイルマネー流入 欧米の美術品競売"席巻"」の記事があった。金融市場から逃げ出した資金が著名な美術品に向かっていると云う。記事ではゴーガンの44億円や、マテイスの38億円が紹介されている。先日のマン・レイも高額だったからな。日本でのオークションも活況な様子らしいし、すきまを狙う、コレクターとしてはしんどい日々だ。現況もバブル(オイルマネーの)だろうから、弾けて降下するタイミングを待たねばな。待っても資金が無いから同じ事か。

 同じ朝刊社会面まんがの「コボちゃん」にも考えさせられた。「あ! クリスマスプレゼント」の意図、新聞マンガにはどうかと思うな。「煙突ないから窓を開けておかなくちゃ」と信じているわたしとしては、困った世相だな。慈しんで育てるのってそんな事だよな。日曜夜のテレビ「さざえさん」のストーリーや中に含まれるエピソードも、最近は悪くなってきた、これは世相を反映する訳だけど、サザエさんもふねさんも悪くなっている。作家の代替わりなのだろうな。