ロベール・ドアノーのパリ

横浜在住の古い友人であるU氏が、日本橋三越本店で開催されたパリ・ドアノー展のカタログを送ってくれた。古きよき時代のパリ、マン・レイが暮らしたパリの佇まいは素敵だ。家人もカタログを楽しそうに観ている。歩いた事のある通りだからな。友人は「きれいな本なので送ります。気に入っていただければと思います」と書いている。深感です。「ノートル・ダムの怪獣」はカタログの導入にドンピシャだし。「バンドーム広場」の夜景で終わるのも余韻に包まれて良い。プレヴェールのくわえ煙草が決まっているし、かがんで口づけするのも悪くない。これらはU氏の好きな写真だ。

 今日から健康診断にそなえて、禁酒。食卓には旨いサンマのお刺身が並んでいる。強い意志でガマンしなくちゃ。