むら木の天ざる

家人が出掛けているので、朝から印刷オペレーターとパネル切り、昼前に疲れてしまい昼飯を奮発。それで、自宅近くの気になっていた蕎麦屋「むら木」を訪ねる。先客が二組、二八で天ぷら蕎麦を注文、お茶にそばがきがついてきたので、つい日本酒が欲しくなってしまった。三銘柄あったのだが辛口の本吟醸八海山を頼み、お猪口を選ぶ。天ぷらは銀杏、茄子、薩摩芋、海老二尾と平凡な品種だがしっかりした仕事に思われる。蕎麦は後ほどと確認されるが直ぐにお願いし、冷酒、天ぷら、そばと並列で食す。最初、水が勝ってると感じた蕎麦も、すぐに落ち着き楽しめた。出汁がまろやか過ぎるかな。まったりとそば湯をいただき、幸せなあんばい。水の国だな、でも、京都の蕎麦はどうなのかしら、都人の地下水は芳醇で「うどん」向き、蕎麦には関東の粋とせっかちが必要なのか---いやはや、松翁の蕎麦が食べたい。

 夜11時、「マン・レイ展のエフェメラ」を5セットまで出力、その間にも校正誤りに気付き手戻り、パネルの作成も行ったので疲れが倍増、品質が落ちた。今日はここまでだな。