エディション・マット展 カタログ

仕事始めとなった今週は、忙しかった。それで、日記を書くことができなかった。なんとか乗り切り三連休は銀紙書房本「マン・レイ展のエフェメラ」の量産仕事に没頭している。そろそろ、広報の段取りを考えなくてはと午後、一段落してから写真をとる。すでに、幾人かの友人、知人、未知の人から注文を頂いている、皆様有難う御座います。後、数日で納品出来ると思います。座敷で感謝の気持ちを込める。

 夕方、玄関でチャイム、モンマルトルにある古書店からエデイション・マット展のカタログが届いた(現地2日発)。長い間探していた東京画廊のカタログがパリに登場した訳で驚いたが、これこそ、インターネットのおかげ、有難い。大判の黒いカードに銀文字で刷るやり方は1960年代の流行。参加作家12名の作品が蛇腹折りで紹介された洒落た造り。状態は良くないけど合格点をあげよう。この展覧会が気になっていたのは、エディション・マット製のメトロ・ノームを持っている事と名古屋時代にギャラリー・バルールでランプ・シェードを拝見した事による。今回のカタログで紹介しているのは後者だが、「円錐形にまかれた白い光沢のある金属板」とある。画廊で購入するチャンスはあったのだが、パスしてしまった、家庭事情に合わなかったからね---残念。