奈良をブラブラ

午後から仕事で奈良へ出掛け。夕方フリーになってから街をブラブラ。5月なみの陽気で汗ばむ、外人観光客とすれ違いながら三条通りを東に歩き、もちいど商店街の智林堂書店(よく整理されている)と十月書林(詩書も多く楽しめる)を覗く。カメラを持っていないのが残念なほどの被写体に街が包まれている(次回はスナップを撮ってみたいな)。この界隈は特別の地図を持たず、ブラブラと古本屋を探すのにもってこい、もちいど商店街には古書店がかたまって楽しめた。もっとも、買い物としては柳亮の雑本を一冊求めただけだが。京都までの近鉄電車で読書、河野仁昭の「京都の文人」(京都新聞社 1988年刊)の中に、与謝野礼厳の句が引用してあった(111頁)
入りて見よ心のおくに何かあらん山や山なる水や水なる