室町和久傳にて




一日遅れであるが、10時過ぎに下鴨神社へ到着し納涼古書まつりへ参戦。午前中の日陰は涼しく、順番に確認をしていくと、ソムリエ氏とお会いした。今日も宝物を沢山抱えていらっしゃる。朝日新聞社刊のアッジェ写真集を記念にスナップをパチリ。わたしの方は、買わないぞのスタンスだから、ちと、テンションが低い。シルバン書房の絵葉書などを物色したが、購入に至るまでの物を見つけられなかった。図書館にある物は図書館で、購入の場合は状態のよろしいもの、なんて自己規制をかけると、いけませんね。1時前には、熱中症でさらに戦意を喪失し離脱、京阪電車で四条まで戻る事にした。松葉でおろし蕎麦を食し、休憩。四条大橋を渡ると、恐ろしい日差し、鴨川がテカテカとしている。コトクロスによると店舗階を3-4階に縮小。本は売れないのだろうな---いやはや。その後、上洛した友人と落ち合い、室町和久傳の二階にあがって、わらび餅とお抹茶で、写真の魅力について語り合う。女性専科となった友人だが、彼が撮る魅力あふれる女性達の表情は、どこからもたらされたものだろうかと、いろいろ考えた。ゆったりとした光につつまれたサロンに幾組かの女性たち、美しくて眩しくなった。羨ましい。