小さな古本市などブラブラ




四条河原町下がるのレトロビル(寿ビルディング)5階のメリーゴーランドで開催中の「小さな古本市」を見学。出品されている古本者の函をゴソゴソ。参加は: アトリエ箱庭、伊藤まさこ、FORAN、岡崎武志堂、文壇高円寺、海文堂書店古書部、GALLERYGALLERY、トンカ書店、古書コショコショ、貸本喫茶ちょうちょぼっこ、とらんぷ堂書店、子子子屋本店、古本オコリオヤジ、BOOKONN、moshimoshi、増田喜昭、ユーゲ、古書善行堂、りいぶるふとん。ネットのブログなどで知っている人達の傾向を知るのは面白い。現物があるとイメージが拡がるね。もっとも、わたしの関心領域はピン・ポイントだから購入までには至らない。部屋を整理している身が新たに求める本の基準は厳しい。わたしの捜す本は、戦前京都の詩人のものだから、難しいね。


それから、木屋町をブラブラ、写真の鳥彌三の創業は天明八年(1788年)、黒い板張りが落ち着いた京情緒の店構えは開業当時のままと云う。白いスープの鶏の水炊きが有名---入ったことないからな、お品書きには白いスープの鶏水炊きコース12,600円とあった。それから、東郷青児で知られる喫茶ソワレを見上げて写真をパチリ。

店舗入口左側面に歌人吉井勇の直筆歌碑(1967.3.15ソワレ建立)「珈琲の香にむせひたるゆうへより 夢みるひととなりにけらしな」がある。昔、何度か入店したけど、ブルーの照明がわたしには合わなかったと記憶する。珈琲の味も忘れてしまったな。

赤尾照文堂、平安堂書店、ジュンク堂BAL店、大学堂書店、メディア・ショップ、京阪書房、キクオ書店と定番をブラブラ。街の雰囲気が変わっている。