堂本印象美術館で開かれた第2回京都図書研究会の集まりがあった日、わたしは、どこかハイになっていたと思う。その訳は、夜にマン・レイのポスターが出品されるオークションが開かれる為で、作戦などを考えていたのである。ドキドキしながら参戦し廉価でうまく落札した後、航空便に保険をかける段取りに手間がかかってしまったのだが、本日、写真のような長細い函が無事到着した---現地ゼルム(ドイツのボンから北東に行った街)11月10日発。ポスターの絵柄は1939年にマン・レイが描いたデッサン。べっとりした葡萄色の素敵なリトグラフで大判(92×55cm)の一品。展覧会は南仏ヴァンスのシャーブ画廊で2000年4月29日から7月7日まで、油彩、デッサン、版画などが展示されたもよう。さっそく、グーグル・マップで番地を入れ街を検索、昔、観光したニースの近くだな、行きたい、案内状など作ったのか問い合わせをしなくては。