富田砕花資料と街の草

朝早く阪神電車で芦屋へ。戦前京都の詩人たちに関する資料閲覧もそろそろエンディング。昭和60年に芦屋市に寄贈された富田砕花資料の中に含まれる稀覯雑誌。昨年から調整していた閲覧をやっと実施することができた。これはすごい。現物はいいな。午前中に指先で紙の調子などを覚え、詩編を転記---これがたいへんな作業となった。そのあと歩いて10分ほどの砕花旧宅へ。ここにあったのだと感無量。
 その後、武庫川へ移動して古本者が成果をあげたと報告しきりの「街の草」を訪ねる。わたしも二匹目のドジョウとはいかないが天野忠などの詩誌「骨」33号を確保する。そして店主と世間話。捜している詩人に関しては、「なかなか見ないな」との返事だった。いろいろと書きたいが、原稿の方に移るのでブログはここまで-----
写真4点でお許し下さい。

芦屋市立美術博物館

富田砕花旧宅

古書店街の草(1)

古書店街の草(2)