瀧口修造の光跡 II 「デッサンする手」

昨年に続き、東京・日本橋茅場町のレトロビルにある森岡書店を会場に、土渕信彦コレクションによる、「瀧口修造展」が開催される。今日、企画・構成の同氏から案内状をお送りいただいた。準備の段階からいろいろ聞いていたので、まちどおしかった。寡黙な熱情ともいえる水彩が使われた葉書である。選択することがコレクターの意志だ。
 瀧口修造への敬愛と情熱が伝わる氏の企画、7月3日のギヤラリー・トークが楽しみなので、わたしも上京する予定。ある人を追い続ける事の意味を考える、「詩的原理」に含まれる、原始的なものが土渕信彦の基調音となっているのだろうな、今年の彼はどのように語るのだろうか、その後の焼き鳥にビールも楽しみだ。
瀧口修造の光跡 2 「デッサンする手」
期 日:6月28日(月)から7月10日(土)
時 間:13時から20時
瀧口修造のドローイング・水彩 約30点を展示します。
企画・構成 土渕信彦
関連イベント
1.ギャラリー・トーク瀧口修造の詩的原理」(土渕信彦)
  …7月3日(土) 19時開場 19時30分開始
2.「瀧口修造の詩的実験」朗読会(岡安圭子)
  …7月10日(土)19時開場 19時30分開始

1,2とも定員25名、要予約。
2は参加費500円。
予約・問合せは森岡書店まで
03−3249−3456
info@moriokashoten.com