アルルで金子さんの労作 受賞

今朝の読売新聞で夏に開催されたアルル国際写真フェスティバルの写真史部門で、金子隆一・アイヴァン・ヴァルタニアン共著による『日本写真集史1956-1986』(赤々舎刊)が最優秀歴史部門賞を受賞されたとの記事が掲載されていた。写真集に関心をよせる者は等しく慶びを分かち合いたい。記事によれは金子コレクションは雑誌も含めておよそ2万点。大英博物館が戦前・戦後の初版約350冊を収蔵ともあった。価格があがるのは辛いが、価格が上がるからこそ、発掘され保存されるのだから、いたしかたないと思う事にする。
 写真集文化は小出版社と専門的な印刷会社の共同制作で支えられているとも、銀紙書房も写真集刊行を実現せねばならない時期にきていると思う。しかし、写真集、製本の手間がかかりすぎるので、要検討だな。
 以前このブログで言及しましたので、参考にどうぞ---