書影でたどる関西の出版100

待ちかねた表題の書(副題--明治・大正・昭和の珍本稀書)が届いた。大阪の出版社・創元社の画期的な企画、編著者・林哲夫。豊富な書影で忘れられた出版社や書物を楽しめる時間旅行にも似た書物は、定価10,500円(税込)の価格設定も納得できる素晴らしい仕上がり。これから先、このような企画を実現できるとは思えない快挙であり、関係者の思い、努力に連帯の挨拶をおくりたい、とりあげた出版社の選択基準は、「1. 関西に存在した版元であること 2. 原則として廃業していること」だという。

 わたしも天野隆一詩集・紫外線(青樹社)について書かせていただいた(172-174頁)。早速、床の間に置いて、写真(該当頁)をパチリ、感謝。

ご注文と内容の確認は 創元社へどうぞ