海月通信67号

ある方から、お年玉で「海月通信67号」(発行:海月文庫)を頂いた。拡げてみると旗谷吉員氏のコラム(快楽の芸術)で、昨秋に国立国際美術館で開かれた「マン・レイ展」が取りあげられている。文意は好意的だけど、シニカルな謎かけがあるのかもしれない。出だしに「やっぱりマン・レイはタダ者じゃない。ダダの人だった。」が、どうしても「タダの人だった」と読めて、ヨッパライの眼をこすりこすりしてしまった。どことなく、わたしと同世代の気配、いつか、お会いすることがあるだろう。