映画往来 1930年 新年号

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部屋の後片付けは、不要となった資料を廃棄する事---でも「不要」と割り切れない。今日は図書館でした雑誌のA2サイズ・コピーを中心に振り分けた。破らないと捨てられない性分、やっぱりマン・レイに関してはできなくて、折りたたみカットし糊付け、表紙を巻いて、雑誌風にする。
 写真をアップした「映画往来」昭和5年新年特別号は槌谷茂一郎訳による映画「ひとで」のシナリオ12頁。これには伴奏音楽の楽譜が配置され、岡田眞吉のエッセイ「ひとでに就いて」も掲載されている。拙著『三條廣道辺り』の「ひとでが巡る巴里・神戸」の項を中心に参照した訳---発行兼編集人は北川冬彦。探しているけど見付からないのよね。

表紙は阿部金剛

その他に作業したのは6品、「映画往来」1929.2(口絵に「ひとで」) 1930.5(口絵に「白と黒」) 1930.6(フランス前衛映画批判 村山知義飯島正、淀野隆三他)  「キネマ旬報」1930.3.1(「前衛映画に就て」矢野目源一) 1930.3.21(「前衛映画に就て」続稿 矢野目源一) 1932.3.11(内田岐三雄)。