剣鉾の巴回り

西院の交差点で「春日祭神輿渡御」を観る。日差しの強い午後2時20分、神職の横には可愛い八乙女の皆さん。交差点の西南角で待機していた5基の剣鉾が秋空に差し出され疫病を追い払う。腰を落とし棹を上下させ剣先を撓らせると、額下の鈴が揺れてリンの音が二度鳴り渡る独特の仕草(京都市登録無形民俗文化財、平成2年 鉾差しがおこなわれるのは京都市で4つの祭だけとなっている---元祇園梛ノ宮では車に積載した形態で巡行)。祭事場となった交差点を巴回りで1回。悪霊を鎮めた後には雅楽が奏でられ神輿が登場。ホイット、ホイットと勇ましい---担ぎたいな。2基の神輿も巴回りだった。

鼓笛隊には顔見知りの少年も参加していた。


東組神輿―千木(ちぎ) 江戸時代 重量約2トン

            • -

見物の後、急いでお参り。振り返ると直ぐに沢山の参拝人となっていた。ブログにアップ出来ないが巫女さん二人が美しかったので写真をパチリ--御利益があった気分でニコニコと帰宅した。

春日神社は隣町の氏神さま、本殿の上空には秋の飛行機雲