やげんぼりで反省会

Gallery PARCは素敵な空間である。国谷隆志のネオンを用いたインスタレーシイョンの仕事が、街頭の風景と影響し合って存在感を増している。展覧会のMARS(火星)の意匠が特別の発言をしている部分もあるけど、荒削りの空間に赤と青、壁面の黄の光がなにか距離を感じさせる。デュシャンのパリの空気のように、国谷の息が封印されたサンブルのすごみは、置かれた青畳から街路に拡がっていくみたいで、ちょっとゾクゾクした。




三條通御幸町角、Gallery PARCのある三條ありもとビル

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さて、今日は名古屋の古い友人が菊花賞勝負に上洛。夕方、結果を聞きながら一杯。今年は一着二着とも本命だったので、穴狙いの友人は悲惨な結果であったようだ、四連敗と言っていた。

やげんぼり末吉町店で反省会。
突き出しの鴨饅頭から食事が始まった。雪のコース、仲居さんが賢く美しいので男性陣の盛り上がること---

お造りは 鯛、平目、よこわ

ぐじと松茸のお吸い物

子持ち鮎塩焼き

料理長差し入れの唐墨---酒飲みには最高の珍味だね

ぐじ舟昆布蒸し



真円形のパドックをゆっくり回るサラブレットの美しさ、輝く毛並みなどの話しに盛り上がって、楽しい時間、次も大穴狙いで勝負するとの事だった---傾向と対策はあるのかしら、反省はないね。やげんぼりも改装をしているようで、和室のテーブル席は、ちょっと電灯に近いと躊躇したが、外人でなくてもこの方が楽だ---還暦の身には腰にくるからね。しめに頂いたむかごの釜飯も美味しかった。

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二次会は白川を超えて、ちょっと隠れ家風。京都らしくて客人が喜んでくれた。