展覧会のエフェメラ(2)

名古屋人が現代美術に理解を示すのは、赤瀬川原平河原温荒川修作を輩出した独特の土地柄によると思う。1980年代には桜画廊、ギャラリー・バルール、ギャラリー高木(旧名・ヴォザール)など重要な画廊があって影響を受けた。下に示す荒川修作展のリーフレットには瀧口修造のオマージュ「荒川修作のブルー・プリント」が掲げられている。会期は1978.3.22-4.2 別紙案内に展覧会の開催に際し、これを機にギャラリー名を変更したとある。今池と伏見だったか、バルールとヴォザールでよく間違えた。

22.2×10cm pp.4 gallery TAKAGI