展覧会のエフェメラ(6)

日本の商業画廊で、写真に的を絞ったマン・レイ展をツァイト・フォト・サロンに次いで開催したのは、ギャルリーワタリ(1979年11月)だった。それで展示品の照会に手紙を送ったと記憶する。青山のベルコモンズからキラー通りに入って西側の洒落た建物(現在は建て替えられワタリウム美術館になっている)に展示されたのはレイヨグラフ『エレクトリシテ』。その案内状は銀紙書房の次回本で紹介する予定だが、ここでは、その翌年に開かれたリゼット・モデル写真展のものをアップしておきたい。彼女はダイアン・アーバスの師匠としてあまりにも有名。会期は1981年4月1日-22日

14.8×10.1cm galerie watari