展覧会のエフェメラ(9)

関西で一番元気なのは堀尾貞治だと教えてくれたのは、懇意にしていた兵庫の学芸員Y氏だった。それから30年あまり、先日、喜多ギャラリーの溝渕さんから頂いた手紙に超多忙な人として堀尾貞治が登場して驚いた---11.6-12.18の会期で開かれる「あたりまえのこと額田部 New Cinema Paradaise」に出品される作家の一人との事だった。わたしが、最初に堀尾の仕事を意識したのは京都市美術館アンデパンダン展だったと記憶する。ここに示す案内状は都ホテル(現ウエスティン都ホテル)前にあるギャラリー・スズキでの個展案内状「堀尾貞治展---なんでもないこと・形」会期は1984.7.17-22

14.4×10.5cm GALLERY SUZUKI

一昨日、Youtubeマン・レイ情報を検索していたら、ミラノの画廊が2009年に開催したマン・レイ展『ジュリエットの50の顔』の記念出版本に気がついた。さっそく、メールで購入の照会をしたら、送料がDHL扱いで181ユーロ、支払いは銀行振込のみとの返事。一般に流通しないだろうが、ソフトカバーで限定版でもない書籍、画廊の扱う美術品とはちがうからいずれ、古書店のサイトかネットオークションに登場するだろうと躊躇している。それにしても、35×28cm 23頁のイタリアからの送料、普通なら高くても20-30ユーロだろうな。

動画は--- http://www.youtube.com/watch?v=ctG5tteaW1o