「中村正義」の売り物が---

翌日、実家近くの古書店・こもれび書房(古美術こもれびとギャラリーこもれびを併設)へ寄った。するとウインドゥに見覚えのある画風の掛け軸、近寄ると「正義」の名、思わず店に入って尋ねてしまった。画題「山」○○万円、ムム、買えない事はないか---マン・レイしか買い求めないわたしの気持ちをぐらつかせる優品だった(眼福です)。店内には藪野正雄の油彩で蘇州辺りの風景(確証はない)を描いたものもあり、これも欲しかった。作品との出会いはタイミングだと思いながら、直ぐに退散(買わないコツだね)。