切り取られたポスター

今年も大掃除と写真三昧で大忙しとなる12月に突入。午後、「京都写真展」用の材料仕入れにバーゲン中の画箋堂へ(2日〜4日、20%OFF)出掛ける。同じく画材を求めに来ていた古い友人と立ち話、最近はデザインから足を洗い、日本画を勉強している「洋画は描くだけで良いけど、日本画は難しい」との事、展覧会で再会出来れば嬉しい。その後、カメラ店、文具店など回って帰ろうとすると三条通柳馬場で案内状を配っている青年に気付いた。つられて立命館大学写真部の冬季展を拝見する。園田知佳の「ふたりぼっちじかん」が面白く、同じ園田の「T.T / Crazy about you」「白昼夢」と不思議な視線が続いて好感を持った。大判の「墜ちている、にて」の三枚の迫力もたいしたものだったし、写真集表現も秀逸で堀井省吾の「Atchitect of Plants」の完成度も素晴らしい。この写真部に参加している人達の意識は高いと感じられ、久しぶりに楽しむ事ができた。

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京都写真展は12月20日から開催される。タイトルとコメントの締め切りが11日で、作品搬入は18日。なんとか制作出来ると思うが、図書館で確認するもタイトルの決定打が出ない。大学生の作品に刺激を受けてちょっと困った。---まあ、なんとかなるか。
 夕食でビール頭になっている時、チャイムが鳴って郵便物が到着。書留にサインをすると先日、オークションで落札したマン・レイ展(1974.11.5-12.15)のポスターだった。(パリ11月30日発)。マン・レイメトロノーム「永遠のモチーフ」をトレーシングペーパーに刷ったこのポスターは同じ画廊が1972年の展覧会で準備したもので、会期を表記した下段4cmを切り取り流用。新たにタピストリーとオブジェの展覧会を告知する部分を刷り足している。手許に入った一品、廉価なので仕方ないが状態が悪い、もちろん未収集のレア品なので我慢。額に入れ替え、写真をバチリ。

man ray / 10 tapisseries 10 objets / galerie francoise tournie

ポスターが入っているのに早い国際郵便、EMSの動きを転記する。11月30日11:11 引受 FRANCE → 12月1日14:32 国際交換支店から発送 CHILLY CEC FRANCE → 12月3日23:10 国際交換支店に到着 大阪国際支店 大阪府 → 12月4日 9:00 通関手続中 大阪国際支店 → 12月4日10:06 国際交換支店から発送 大阪国際支店 → 12月4日14:46 京都支店 京都府 → 12月4日16:30 到着 中京支店 → 12月4日19:27 お届け先にお届け済み 中京支店。