「クリスマスの飾り」とU18


若い友人からクッキーなど頂いた。
クリスマスですね。今日は昼からHow are you, PHOTOGRAPHY?の各会場を拝見し、マロニエで友人と合流する予定。「飲んだくれ」モードになるかと思うから、ブログへのアップ出来ないね(笑)

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(名古屋から戻って書いています。)
今年のHow are you, PHOTOGRAPHY? での注目企画は「高校生のためのデジタルカメラによる 写真撮影ワークショップ」小生も高校写真部出身、新入部員に「絞りと被写界深度」の説明をした40年前を懐かしく思いだした。4時間強のコースでデジカメ講義と撮影実習からデジタル・プリントを経て、展示実習まで行う充実した内容。きっと若い感性に良い影響を与えたと思う。河原町の雑踏から木屋町情緒、鴨川の表情など、それぞれの視点が興味深く、猫の絶妙な表情をとらえた『居場所』の藪内君や側溝のふたが笑っているように見える渡邉さんの「のんびり」など、感心させられた(有難う)。

村中講師による撮影実習前のカメラ説明。


各自2点をA3ノビで出力しタイトルを付けて展示。皆さんの記念写真

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中村きょう『双極性障害
友人と良い天気の鴨川端をブラブラし、大和大路のBooks&Thingsへ。写真集に囲まれて至福の一時だった。さて、How are you, PHOTOGRAPHS?の各会場だが、3月11日に発生した東日本大震災に取材した写真を幾つか拝見した。直接的なのはジャーナリストでもある後藤剛の『宮城県 岩手県』と竹田雅弘の『東北三様』だが、現実に対応する人間性の温かさとして上田裕子の作品に好感を持った。ざっと観ただけでは判らないが、多くの参加者がそれぞれの態度を示していると思う。写真は撮影者の性格、対象に対する愛を写すものだと、改めて感じた。震災の写真(表現)は難しく、ストリートに帰ると言った森岡誠の例もあるし、わたしの「請益生」も一つの態度であったと思う。そうした中で、気持ちが一番通じたのは中村きょうの『双極性障害』だった。
 各会場を回ったが Gallery Take twoでの「モノクロ写真展」は内容がしっかりして見応えのある展示だった。(参加すればよかったと反省)、会場右壁面の三点は、金井の仏像写真『奈良 唐招提寺 金堂内景 2010』を挟んで、中村『Body Work』、坪口のエロティシズムが相乗効果となって、ある種の祭壇を構成、「誕生と死」の場面に深く合掌した。

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ある種の祭壇


ちょっと一杯、おでんなど頂いて帰宅。またしてもヨッパラってしまいました(反省)。

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名古屋地下鉄・桜通線 11時30分