PHOTO PARTY『ぬうぶりえぱ』

遠来の客人と東華菜館でランチ。ヴォーリズ設計の建物と古いエレベーターを喜んでもらい、お誘いした者として戦災に遭わなかった京都が有り難い。冬の空気が東山の稜線を美しく演出し、ビールやら紹興酒やらで様々な世間話。名古屋の不思議な繋がりもあって楽しい時間となった。昼から酔っぱらうのは気持ちが良いものだ(感謝)。

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決して忘れない、忘れられない、鎮魂の意味を込めて ne oublied pas!




 夕方、家人と連れだってPHOTO PARTY『ぬうぶりえぱ』(ギャラリー・マロニエ5Fを会場に7時から)に参加。京都写真月間のフィナーレとなる、この集まりに今年の出来事が思い浮かぶ、いろいろな事があった、楽しいことももちろん。金井杜道氏の乾杯の発声前から食前酒だと言って幾人もがヨッパラっている。わたしも、持ち寄り一品をつまんで赤ワインなどをグビグビ。友人、知人、新しい出会いが入り乱れ、写真が取り持つ拡がりと深さに感謝する。会場は画廊だけど、ディスコ風の混雑。Tさんと再会し、今年上梓した『三條廣道辺り--戦前京都の詩人たち』の話しや、報道写真家の「考える前に撮らなくちゃ」と云う意見に同感したりと忙しい。Y氏のお嬢さんはますます美しいし(写真を撮ったけどピンボケだった)、それやこれやで、N教授持ち込みのイタリアの赤ワイン、ピエモンテ・バルベーラを試飲、しかし、今年は家人と一緒、おだやかに、ゆっくりと過ごす。
 その後、日本酒の美味しい店に移動し、小鯛笹漬、かつお酒盗、くわい、セロリなどをアテに、竹鶴、秋鹿、日置桜、東北泉、風の森などを味わい、しめに新蕎麦。家人と飲むのも久しぶり、やっぱり、わたしより強いよな、遅い時間になってしまった。