12月のマン・レイ・コレクション展に使いたいと思って落札したポスターがパリから到着した(現地3月1日発)。オークションでの表記に「端切れ、小さな赤茶しみ、折り跡、紙端に沿って多くの欠損」とあったけど、画像ではそれほど悪くない、未収集品だから状態に関係なく欲しいと思って落札した訳だが、取り出してみると、表記どおり(当たり前、紹介画像にはトリミングがしてあった)で、ひどいありさまだった。これでは展覧会で画廊に掛けるのは無理だと判断。---通常なら写真を撮ってここで紹介するのだけど、1971年にロッテルダムの美術館で開催されたマン・レイ展の図柄を使い、パリでの巡回展用に会期と会場名を差し替えた、黒ベタにMain Rayのオブジェをあしらった一品。そのうち、状態の良いモノが見付かるだろうと、闘志が沸いてきた(バカだね)。
それで、報告したいのはポスターではなくて、郵送用の筒。ボール紙製の四角い筒の中に三角形の筒が入れ子になっていて、衝撃を吸収させている。通常のハードタイプの円形筒は、後の処理に困ったが、これはらくちん。RAJAと云うメーカのリサイクル・マークの認定品だった。海外からポスターを送ってもらった時に、なんどか痛い眼にあったけど、強度はどうだろう、この形式に変わっていくのかな。