オマージュ・タルホ展


結晶を指先に開かせる造本作家・間奈美子による稲垣足穂へのオマージュ展が四条河原町下ルの壽ビル5階にあるメリーゴーランド京都店を会場に本日から始まった(7月4日まで)ので、会社を早く抜けて拝見した。彼女の繊細な仕事にやはり惹かれました。野中ユリさんに惹かれていた若い頃を思い出します。(思い出すと、ずいぶん遠くへ来てしまった感がする)
 現在、京都で開催されている足穂に関する展覧会(六月の夜の都会の空)については扉野良人のサイト・ぶろぐ・とふんに詳しいので、興味のある方はご参照願いたい。---わたしも昨年の10月15日に「稲垣足穂が引き合わせた事柄」として、扉野氏の他にコレクターの古多仁氏、画廊の喜多洋子、溝渕眞一郎氏との楽しい一夜を報告した。この6月の企画についても、これから報告したいと思っている。まず、Kさんと一杯やらなくちゃならないね。

亀山厳さんの繊細なペン画も

稲垣足穂147冊の書影」が刊行される。

空中線書局の仕事の数々