1980年代 at galerie 16





画廊に到着すると席は残り二つほどで、すぐに立ち見の方々があふれ、本日の人気に、すごいなと思った。パネリストの関係からか学生が多いのだろう、リレートーク三日目は、さらに刺激的な夜となった。
 70年代後半から80年代半ばに、多くの展覧会を拝見した者としては、スライドに残った展示風景の記憶と、作家の思い、企画者の意図が開陳されて興味深い。それを書くべきと思うが、帰宅してすでに12時過ぎ、明日は月末最終日となる経理マンとしては、画像をアップするだけの余裕しかない。書くべきこと、書きたいことが沢山あるんだけど、印象メモと云う訳にいかないのが、今回の「リレートーク」の影響なんだろう、自分と時代を見つめ直す必要の確認だよね。今日のトークは休憩をはさんで終了が10時をまわった(初日9時30分、昨日9時45分)、しかし、トークに緊張感があって、あっというまの時間だった。連日の井上道子さん、坂上しのぶさんの頑張りに感謝したい。わたしの方は明日は仕事、土曜日は帰省という訳で、全5日のうち、3日間のみの参加となり残念。この後にリレーされるモデレータ・塩田京子さんの進行に期待したい---よく判らない、最近の美術について、触れる良いチャンスなのに---来年には記録集が刊行されると聞くから、待ち遠しい。