秋はよろしおす at やげんぼり


三条大橋から

初穂
気持ちの良い午後、イノダコーヒ旧館でM夫人とお茶をした後、三条大橋を渡って祇園縄手の辺りをブラブラ、日曜日の夕方とあって色街も静かで、骨董品店には外人の姿がちらほら、欲しいと思うのものもあるけど「〇」を数えると恐ろしい。近づいちゃいけないね---「Books & Things」に寄ってちょと世間話。戦前のハーパース・バザー誌などをチェックしなければならないけど、この店でもお金があればなーとため息ばかり。
 さて、今日は名古屋の古い友人が「菊花賞」勝負に上洛したので、夕食をご一緒する事になった。南座の前で落ち合うと「惨敗」だったと笑っている。穴狙いばかりだから、しかたがないよね(笑)。一力亭を曲がって花見小路のやげんぼりへ。カウンター席で、さっそく一杯、クリフトン・カーフが店を描いた木版画の手前には稲穂が飾られている、季節は秋ですね。料理長・藤田亮の手仕事にみとれながらコース料理で頂く。お造りも美味しおす、今秋、初めての松茸の土瓶蒸しや新物すじ子や子持ち鮎塩焼きと旬のものをいろいろ味わう。ちょと驚きのある味のひねり、酒飲み向きに味はやや濃いだろうか。もっとも、青竹にキンキンに冷やした冷酒を、何本(?)もお代わりしてしまうので。酒とバカ話しで盛り上がる事といったらありません。アルバイトのお姉さんも可愛いし、祇園町のキリリとした着こなしの女将がまたよろしい。和服はよいですな、しめにいただいた雲丹の焼きおにぎりも申し分なかった。


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カメラは手ブレ、酔っぱらっていますね。--- ひさしぶりに末吉町のバーで二次会。この店のママもよろしおす。