南アフリカの「白」


Noble Hill Sauvignon Blanc 2010
4日(火)のオープニングパーテイの事も考えなくちゃと、会社帰りに四条烏丸ヴィノスやまざきによって、リーズナブルな赤と白で相談していたら、ソムリエのKさんが親切に対応してくれた。ワインのラベルでフランスらしい、1972年らしいモノと見ていたら、ラックの下段にマン・レイの絵のモチーフを連想させる、白が見付かった。連想した絵は「鍵の夢」(1942)と題したもので、なんとも素敵なんだ。---写真左の下段、上段は「視点」(1943)---。パーティの席では、わたしが、絵を連想して「Noble Hill」を選んだと気付く人はいないと思うので、紹介しておく。巖谷國士さんが監修をされた展覧会「マン・レイの謎」の折に来日した油彩、ロスでパリを思って孤独に画布へ向かったマン・レイの悲しみが伝わってくる。ワインの方は南アフリカのノーブルヒルにある蔵元で創業は1674年、説明カードには「柑橘系のわやかなアロマと透明感のある酸味が口の中に広がる」とある。パーテイまでに飲んでおこうと買ったけど、酔っぱらうと展示什器の仕事ができない。今宵は写真だけにしておこう。

 「マン・レイのパリ 1972年」についてのエッセイを東京・青山の画廊「ときの忘れもの」のサイトに掲載してもらいました。

http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/cat_50033224.html

ギャラリーマロニエのホームページで、次回開催Gallery3での、コメントも掲載されました。

http://www.gallery-maronie.com/next-gallery3/1011/

また、月刊誌や、新聞などで紹介をしていただけそうなので、これも順次、報告いたします。