フィルムスキャナー


plustek OpticFilm8100
わたしは新しい機械に疎く、いつも動き出すのが遅い。古いネガをデジタル化せねばと思った時には、定評のあるエプソンのF-3200などが廃番になっていて、ニコンも作っていない。以前、フラトベットのフィルムスキャナーを使った折には品質が悪すぎてあきらめ、プリントを複写したりスキャナしたりしりしてパソコンに取り込んできた。しかし、これも満足できる画質とならなくて不満ばかり。秋から回顧的な原稿を書く必要に迫られ、写真も使いたいので、実用にたえるフィルムスキャナーが必要となった、もちろん手頃な価格帯が条件。それで、いろいろと友人に相談したのだが良い物がない、ネットで調べるとplustekの製品なら使えるそうなので、思い切ってplustek OpticFilm8100を注文した。台湾のメーカーのようだが画像ソフトはドイツ製のSilverFast。早速、テストをしてみた。使い方が判らないまま適当にスキャンしたのが以下の画像3点。使用したフィルム(コダックとか富士)の種類などを設定すると色バランスの雰囲気が昔を思い出させる程で、何とか使える水準ではないかと思った。46年前の瀬戸線特急900系、良いでしょう。この写真がわたしの原点、鉄道ファンなんです。

名鉄瀬戸線 1966.12.8

国鉄函館本線 大沼 C622 「ニセコ」1969.8.27

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カラーも試してみました。取り込むファイルや形式、データ容量、必要な時間など確認しなくちゃならない事が多いけど、楽しい。その前にネガを探さなくっちゃ。OpticFilm8100は35mm専用機なのでブローニー版などは、早く専門店に持ち込まねばと思う。原稿準備しながらなので、この度も焦りながらの作業です。

パリ地下鉄 1982.6.12