還幸祭


六角堂・本堂 手前右に六角柳(縁結びの柳)


六角堂・本堂(1877年建立。平面六角形屋根二重重ね入母屋造、千鳥破風付き礼堂)。
四条烏丸通勤三日目は、昼休みに烏丸通りを上がり六角堂を拝観。1400年の歴史を持つ街中のお寺、不思議な作りの本堂をぐるりと回ると外国人の観光客も多い。短い時間だけど高倉通り、三条通りとブラブラ、町屋の張り紙には「急告」として、午後6時30分からの駐車御遠慮下さいとある。今日は神輿(西御座)が高倉通りを上がる訳、朝は強い雨で日中は蒸し暑い、夜はどうかしら。

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 還幸祭の神輿巡行は四条御旅所を17時の出発。東御座以外は寺町通りを南北に別れるけど、四条烏丸の交差点にやってくる時間が判らない。昔、中御座を担がせてもらった時、6時過ぎだったかと記憶、それで早めに会社を出て四条の交差点に向かうと人垣が出来ていた。下手から神輿がやって来ている様子。大宮側に西行となるだろうからと、急いで南西角へ歩きカメラを取りだした。交差点での差し上げ、差し回しに見物客から拍手喝采。和服の姉さんと三若の法被姿の男前が立ち話をしている情景など、写真を撮りたかったけど、失礼にあたるからとあきらめる。「ホイット ホイット」も色街の姉さんも本当によろしおす。中御座の素戔嗚尊 (すさのをのみこと)は西の方へ向かわれ、この後、御供社で祭典をされた後、三条通を東へ進み、寺町通から四条通を進んで八坂神社にお戻りになられる。光りを落とした境内で神様が本殿に移られる瞬間は幻想的で素晴らしいのだが、担ぎ手にならないと立ち会えないのが残念である。

四条烏丸交差点 17:50分


中御座神輿