『光の時代』展 準備-1 告知


俵青茅著『夜虹』中扉展示は、こんな感じで--- 
ギャラリー16でコレクション展をすることになった。「16」は名古屋出身のわたしを京都に結び付け、現代美術へと誘ってくれたギャラリーで、1976年からのお付き合いである。オーナーの井上道子さんに「展覧会をしませんか」と声を掛けられて嬉しかった。それで、このところ準備に忙しい。
 展覧会のタイトルは「光の時代: レイヨグラフを中心とした、マン・レイと三條廣道辺り」、会期は4月29日(火)から5月10日(土)、12時から19時までの開廊(月曜休で、日曜と最終日は18時まで)。戦前の日仏交流史を書き変えるマン・レイ資料や京都の詩人たちを追跡した拙著『三條廣道辺り』(銀紙書房、2011年刊)の成果を、画廊でお示しする構成で考えている。会期中に画家の林哲夫さん(文筆家・装幀家sumus同人)をお招きし、二人で京都や神戸の詩人の事や彼らが憧れたパリについての、ギャラリートークをする予定である(話の内容は変わるかもしれません、それに定員30名、先着順になるかと思うので、みなさんお早めに会場へ---まだ、告知に早いですね)。
 これから、しばらく、当プログは展覧会準備の様子を報告することになる訳で、案内状とカタログのレイアウトを数日来い続けている。この土・日にかけ、展示什器の確認、試案などをやっていた。だんだん、具体的になってくると、血が騒いできます。どうぞ、みなさんお楽しみに---連休の京都・岡崎では古書市(第32回春の古書大即売会 5月1日(木)〜5月5日(祝))も開かれています。

『蘇ったマネキン』の出版記念展ポスターも展示します。