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昨夜、ご馳走になった吉田家をめざして早めに家を出たのだが、新町通六角下ルに到着した8時20分では、北観音山がご町内を出立するタイミングだった。急いでカメラを向けた後、御池通を北側に渡って辻回しを捉える位置で待機した。
鯉山
黒主山
北観音山
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今年の祇園祭りの話題を独占したのは、凱旋船鉾(大船鉾)の復活巡行だった。聞くところによると、ぶっつけ本番の辻回し初体験が御池通新町角、青竹の並べ方などはらはらしながら見物したけど、上手に方向を変える見事な差配だった。緑あふれる御池通で出番を待つ凱旋船鉾の雄姿に、見物客からおおきな拍手が沸いていた。初年の今年は白木での巡行、10年、20年とかけて懸想品が整えられていくと、鉾の魅力は倍加されるだろう。お囃子のみなさん、車方のみなさん、それぞれに肩の力がぬけて、京都風のおっとりした巡行、雅な佇まいのなかに風流が発揮されるだろうと期待が大である。
新町通を四条に抜けた凱旋船鉾
辻回しも上手に行われました。
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遠くで祇園囃子が聞こえ、鉦の音がひびく。ご町内のみなさんは、しばし待機の姿勢。先に八幡山が通り過ぎ、次いで北観音山がもどってきた、おおきな拍手で迎えて、一同の笑顔が気持ち良い。
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「打ちましょ 祝って三度、念のため」と手拍子で祝福、ご町内に戻ってきた北観音山に飾られた柳の枝を車方から頂いた。厄除けになると聞く。早い時間から巡行を堪能させて頂いた、さすがに夕方になるとビールが欲しい、久しぶりにおでん屋さんによって、ほっこり、他のお客さんと凱旋船鉾の話しなどをいたしました。やはり、美味しいので呑みすぎました。お店を出ると西御座の御神輿、良い気分で帰宅。
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