プリアポスの文鎮


Paris 1982.6.11

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ギャラリーときの忘れものでのブログ『マン・レイへの写真日記』は連載予定の1/4まで進んだ。----40年にわたるコレクター人生の最初の7年間(1975-1982)といったところ。目配せはしているのだが、最近は収集品が増えなくて、楽しめる時間が引き算となったシニアは、あせるばかりです(涙)。今月は新婚旅行でパリに行った思い出を書かせていただきました。

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[上段写真]「サン・ジェルマン・デ・プレ聖堂の前までくると、教会の鐘が鳴り響き、正面の扉が開いたかと思うと中から一台の霊柩車が出てきた。花飾りで造られた十字架を後部に飾った黒塗りのワゴンはボナパルト通りをセーヌの方へ走って行く。私は車の中にマン・レイが眠っているような錯覚にとらわれた。」 拙著『マン・レイになってしまった人』(銀紙書房、1983年刊) 144頁

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