「巴里みやげ」は美味しかった。


ユニテ www.unite-kyoto.jp

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林哲夫さんの個展『巴里みやげ』が、川端二条のブックカフェ&ギャラリー・ユニテで開かれている(9月23日迄)。今宵は17時からプチ・パーティを開きますとお誘いをいただいたので、家人と出かけた。早めに家を出たのだが古い友人とばったり会ったりして、ちょっと遅刻、でも、楽しいパーティだった。パリのシェイクスピア・カンパニュー書店に行ったことはないけど、シェイクスピア氏が出迎えてくださっている感じの会場は、油彩、水彩、コラージュ、オブジェ、写真に加えて古本、雑貨と展示・即売されていて、欲しいものばかりです。
 この展覧会に合わせて、洒落たリーフレットの『菩提樹の花降る街』が発行されている。パリと古本が大好きなわたしには憧れの世界、「未来からタイムマシンでやってきた」ブルトン本の話題には恐れ入った。オランダやベルギーの地下出版は『1929』を思い出すので、先人たちも同じだと安心した(笑)。わたしもやりますぞ!

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林画伯

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OPUSのシュルレアリスム特集号やブルトンの詩選集などもあります。

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パーティでは、ナベツマ氏お手製のアルザス風キッシュ、コーニッシュパイ、テリーヌなど、美味しいものが沢山並べられ、ビールやらワインなどと共に沢山頂きました。タルト・オ・レザン、タルト・オ・ショコラ、スィートポテトとデザートの味も最高で、お腹も一杯になりました。有難うございます。

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 こうした会場では、いろんな方とお話が出来て刺激をもらうのですが、今宵はゲームソフト『BISHAMONゲームエフェクトデザイン入門』(秀和システム,2014年5月刊)の著者の方がいらっしゃったので、業界のお話やらプログラミングの楽しみ(わたしも40年前はプログラマーだったのです)を興味深くお聞きした。エフェクトというのは映像や音声を加工する事とか、これまで体系化されていなくて、入門書というのも無かったそうである。

『BISHAMONゲームエフェクトデザイン入門』(秀和システム,2014年5月刊)