1966.10.15 写真愛好家の父が写した花電車
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下の写真を昨年末、京都写真展で発表しブログに載せたところ、名古屋にある東海テレビの担当者から、番組で使いたいとのメールが入った。1月12日(月・祝)に放送する「スイッチ!」という番組(9:50-11:15)の第2コーナー「東海地方の歩き方」で滝子周辺を歩いた際に、昔は市電が走っていたという住民の話しに合わせて、出したいとの希望であった。担当者が「名古屋市電」「滝子」などと云う検索ワードで見付けられたのかも知れない。ネットの世界は面白い繋がり方をするものだと、本人も驚いた。
1966.11 名古屋市電藤成線 滝子。35系統新瑞橋行、1300形(1302) at ギャラリーマロニエ
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それで、年末に帰省した折、滝子の町を歩いてみた。市電が走っていた通りを八熊通(29号線)と呼ぶなんて知らなかった。子供の頃、買い物について回った商店街は、他の町と同じようにシャッター通りに変わって、人影もほとんどない。市電の走っていた頃の町を思い出しながら、幾枚かパチリ、パチリ。第八高等学校で遊んだっけ----。東海銀行の滝子支店が東京三菱UFJ銀行に変わっていて、経理マンとしては、懐かしいというより、大阪商人にやられた名古屋人の無念を思った。町も人も変わって、知った顔に出会う事はないだろう。京都では放送されないので、だれかビデオに録ってくれないかしら。
下の写真二枚は現在の滝子、ここに電停があって、高辻にむかって重い車両が降りて行ったのだけどね。名古屋祭りの折に運行された花電車の楽しさを、覚えている人はいないだろうな。父親の写した写真を見ると見物の人達が舗道にならんでいるね、良き時代。月曜日の放送を期待している(事件などありませんように)。
