六角町に戻ってこられた北観音山
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今日は後祭の巡行。良いお天気です、というか、暑くてフラフラ。鉾や山がご町内に戻る時間を見計らって外出した。四条通りに鉾が見えると、お囃子も聞こえはじめ、皆さん、待ち遠しく通りに出てこられた。まず、八幡山。やがて、町内一同の拍手に迎えられ、北観音山が町家に到着。車方以下、皆さん汗だく。お疲れさまでした。「打ちましょ 祝って三度、念のため」晴れ姿だな。京都の夏は、六道まいり、大文字、地蔵盆と、これからも続きます。体力もつかしら。
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午後から市内某所でリスボンとハバナの写真家、加えてマン・レイ狂いがシュルレアリスム的謀議。「都市と写真」のK氏がフェルナンド・ペソア的でもある不可思議な体験を話してくれた。断章が連なって夜の先に夢があるような物語。これに、ピッタリのファドを亭主が用意されていたので、奥深さが際立った。
Noite Fadista Amalia Rodrigues and Max
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ママ「銀座の恋の物語」 : 先程の写真家は「この街の虚無は真昼の光の中にある。夜のファドはそれを浄化する。」(15頁)と語っていたのだが、我々の謀議は何処へ?