7月24日 後祭巡行 北観音山
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7月1日の吉符入から始まった祇園祭も、本日の疫神社夏越祭で、全ての行事が終了した。今年は天候に恵まれず、長刀鉾の曳手の方が体調を崩されたりして、世相の心配事をもろに被った案配だったけど、こんな年こそ、災厄の除去を祈りたい。写真はご町内に戻った北観音山、後部右脇から差し出された大きな柳。この枝をもらって飾ると、一年間の厄除けになると聞く。
一年間の厄除け 柳の枝
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新聞によると、祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎理事長(78)が、今期限りで退任される。「北観音山の山鉾町で育ち、小学生の頃から半世紀にわたり同山の囃子方を務めた。各山鉾の歴史や懸想品、祭りの儀礼についての造詣が深く、2010年に理事長に選ばれた。」(読売新聞25日)、同氏の尽力がなければ後祭りは戻らなかったと思う。「祭り本来の姿」京都人の精神性に静かな感謝をしたい。
7月20日 無名舎
