撮影出来ます!


栗木達介展 at 京都国立近代美術館 8月28日(金)〜9月27日(日)

    • -

マグリットの講演会開始まで余裕があったので、向かいの京都国立近代美術館で『栗木達介展』を拝見。栗木は瀬戸の生まれ(1943年)で、京都の美大で陶芸を学ばれた人。前衛陶芸ではない現代陶芸だそうだが、独特のフォルムはブランクーシに通じるものがあるように思われた。そして、常設展示室に入るとルオーの版画『流れ星のシリーズ』が掛けられていて嬉しくなった。実は知人のお宅で最近シリーズの一つを観ていたのです(美術館の方が状態が良いですが)。さらに、歩いて行くとケースにシュヴィッターやエルンストの書籍資料。これは写真に撮りたいと思っていたら、展示目録の上段に「撮影の際、フラッシュ・三脚の使用はお控えください」と表記されている。やっと、国内でも楽しめるのだと、幾枚かパチリパチリ、写真に撮ることによって、展示品をどう解釈したのかと云う、自分の眼を確認できるのである。嬉しいのでルオーの油彩『ダンサー』にカメラを向けたら、監視員の方が飛んで来られた「これはダメです」、よく見ると、小さな「撮影禁止」のマークが掲げられていた。---委託品などでは制限があるようです。


展示室D アーティスト+ブックス(これは図書です)の一部