中央にはヌーシュ・エリュアールとソニア・モセを写したマン・レイのポスター
壁面の右端には今井一文氏に撮っていただいた『マン・レイ・イストの肖像』(1996年)
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午後、家人と画伯のお宅を訪ねると、玄関が展示室にしつらえてあり、わたしの為に(?)マン・レイ小展示をしてくれていた。懐かしい肖像などを拝見しながら、さすがに画伯、センスよく空間を演出されておられる。京都の町家を改装されたお宅は、風が通って気持ち良く、光の演出もそつがない。これから、新しい油彩と新しい原稿が生み出されていくのだろうな、拙宅の荒れぐあいに恐れおののきながら、羨ましく思った。---家人ともども改装の踏ん切りつくかしら。
面出しの洋書とオブジェたちが、楽しくお話をしている。仲間入りしたい気分となった。