『川端彌之助と春陽会の仲間たち』展


案内状(左) カタログ(46頁)

    • -

神宮道三條上ルの星野画廊で『川端彌之助と春陽会の仲間たち』展が開催されている。川端は1893年生まれ(1981年没)で、渡仏(1922-1925)経験があり、ほとんどマン・レイと同世代の画家、暖色系の明るい色彩と大胆な筆触、好感を持って拝見させていただいた。画家の業績と星野さんの思いがカタログに凝縮されている。川端は年譜によると錦通柳馬場(京都市内)の乾物問屋の生まれ、フランスで師事したのはシャルル・ゲラン(モローに師事しセザンヌに傾倒した画家)。カタログの表紙を飾っている『琉球ガジュマルの道』や『祇園祭山鉾巡行の図』など欲しい作品多数、お金があればと今回も思った。
 展覧会は10月10日(土)までなので、急いで御高覧されたい。

平安神宮大鳥居