美女に魅せられての酒宴は恐い。


壬生寺

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12時に家を出て、壬生狂言を鑑賞、12時30分開場にもかかわらず多くの人が並んでおられた。写真好きとしては狂言堂の「撮影禁止」が辛いけど最初の演目「炮烙割り」と有名な「紅葉狩」続いて「花折」の三本を楽しんだ。座席が狭くお尻が痛い、見終わると4時15分。前回の鑑賞とだいたい同じ時間だったかと思う。珍しい無言劇であるが、かね・太鼓・笛の囃子が秋空に響いてなんとも良い調子。宗教劇なので教訓が含まれ、今日の演目「紅葉狩」と「花折」で示される「お酒にご注意」は身につまされた。もちろん、酒宴に誘った美女が鬼だった武将平維茂の話の方にしたいのだけど。---家人から小言が出ないかとビクビクしながらの数時間だった。自宅に近いので散歩の途中にぶらりと鑑賞、それがよろしいな。