『詩法』第二年第五号


古書バー・ヘリング 京都岡崎

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用事を済ませて、ルバンの店に顔を出すと、名古屋の写真家が5分前に帰ったとの事。それで、彼が買った写真集を拝見。最近は甲斐扶佐義の仕事にはまっているようだけど、小杉憲之さんの『リスボン─都市と写真』も手に取ってもらいたいな。店主と世間話をしていると、新収集品の『詩法』第二年第五号、紀伊国屋出版部刊を見せられた。安西冬衛竹中郁と共に、この号には山中散生の「ブルトンの手紙」が掲載されている。気になる貴重雑誌だが、ルパン氏は売価15,000円として袋に入れておられる。恐る恐る取りだして、しばしの眼福にあずかった。年金生活者にとっては、心臓に負担をかける遭遇だたと告白しておきたい。ルパンはネット販売をしていないので、本ブログを読んでいただいてご興味がお有りの方は、ご一報されたし。ちょっと呑んでから、四条河原町までブラブラ、街が暗くなっております。

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