お蕎麦は縁起が良い。


『伏見の裃ざる』

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12日の午後、新しいお友達を祝って東屋町通り押小路上るの本家尾張屋に入った。二階に上がると、最初に目に入ったのが『伏見の裃ざる』。目出度い干支の絵柄である。三人そろってせいろを食す、美味なり。お店は創業540余年、尾張国の菓子屋が京都に根付き、お蕎麦を提供するようになったのは1700年頃、相国寺建仁寺妙心寺などの禅寺との縁が以来続いているという。さまざまなご縁に導かれ、新しいお友達の健やかで末永い幸せを願う。