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『写真集』は日本の写真家を特徴付ける表現、ほとんどの場合、自費出版として世に出されてきた。以前は100万円以上の資金が必要だったが、近年はオンデマンドなどの印刷方法と簡易製本によって、廉価で実現できるようになった。京都写真クラブの友人たちの中には、すでに幾冊もの写真集を出版されている方もいるが、クオリティーや流通の問題で躊躇されたり、「出版に興味はあるが、どうしたら出来るの、教えて」と投げかけられる方もいる。それで、Oさんが中心となって経験豊富な呑海龍哉『京都夢物語』さんや杉浦正和『フォルモサ』『櫻花行』『ルモンタージュ』『ポポルブフ』さんに、いろいろお聞きしようと云う集まり『出版プロジェクトに関する検討会』が持たれた。会場は河原町蛸薬師東入るにある「台所 てんや」、初めてでしたが、美味しいお店、やっぱり、みんなヨッパラッテおります。
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銀紙書房の社主としても、部数を増やすのには魅力を感じるが、1983年に1,000部刊行した『マン・レイになってしまった人』での経験から逡巡する。加えて、写真集には適さない簡易なインクジェット出力の限界(クオリティーとインク・コスト)も感じる訳で、どうしたものか。
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奥野さんが会計の為に離席、その間に写真パチリ(ゴメン)。それでの、巻頭集合写真。
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