文月書林古書目録は優れもの


祇園を古門前通り側に抜けてブラブラ

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春の古書大即売会初日(5日迄)。健康の為に四条河原町から歩いて京都市勧業館に向かう。「サンデーマイニチ」となったおかげで、久方ぶりに開場に並ぶと知った顔が幾人も(シニアが多いです)。今年の棚には良い本(わたし好みの)がある印象で、楽しく手に取った。でも、考えてみるとみんな終活から卒業して、遺品整理の段階ではと思うほど。しばらく前までには並んでいなかった本が、目の前に。しかも、値崩れが顕著。買わないと決めているわたしにも、心躍る数時間(シルヴァン書房、吉岡書店、文月書林など)---我慢いたしました(マン・レイ以外はパスするぞ!)。その中で特に地元の文芸書専門店文月書林には、天野隆一関係や文童社刊本、さらに大槻鉄男が参加したVIKINGのバックナンバーなどが揃って、『三條廣道辺り』を執筆していた時期なら気が狂っていただろうと思いつつ、頁を確認した。

文月書林のガラスケースには面出しされた稀覯本。よろしおす。

etude: 05 文月書林古書目録 4月1日発行 14.8×10.4cm pp.8.

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2時間あまり会場をウロウロするも、抱えていたユニュの「コラージュ集」をリリースする有様で情けない。結局、一番の収穫は文月書林の古書目録。昨日紹介したマン・レイ展の案内状のように、洒落た手作り感がなんともいえない(感謝)。

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シニア組で昼食、バカ話ばかりしておりました。「本」は売れませんな。妙齢な女性は居ませんな。と愚痴ばかりです。