銀紙書房通信 9月末


ある方から頂いた「ウィーンの蜂蜜」 美術史博物館の屋上に巣箱があるらしい。

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今日で9月も終わり、明日からは秋祭りシーズンの10月。暇を持て余しての後半生8ヶ月も無事に終了しそうだ。銀紙書房としては、この間に『石原輝雄 初期写真 1966-1972』(25部)を上梓し、新しい本の形を友人、知人、ファンの方々に問うた。皆さんの評価はいかがだったろうか----、そして、この本の後書きで、京都に移り住んでからの「写真」についての「本」を予告させていただいた。もっか、6×6版のスキャナーなど、技術的な課題をクリアするための、アイデアを検討している。「本」を作っていると、途中で別の本の構想が現れ、頭のなかで形を取り始める。そんな訳で、4つの企画をかかえての毎日となってしまった。いずれも、下調べに時間のかかる案件であるのだが、「時間だけはふんだんにあるので」納得出来るものをと、気合を入れている(本当かしら)。下のページレイアウトも、検討中の案件。ダミーを見ながらテキストの文字数を調整し、全アイテムの英文表記を思案。帯の文字は決めたんだけど---